懐が深いのとバカは・・・あ、2回目だこれ

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視界を黒が覆う。 お日様の匂いが鼻を掠めた。 「―――・・・魔王様!!」 九尾の悲鳴のような声で靄[もや]がかった意識が突如晴れた。 正常に戻った意識では、まるで先程の出来事がすべて悪い夢のように感じた。 けれど、夢から醒めた現実はもっと悪い。 九尾の手がマオの腹を貫いていた。
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