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「ならあえて放置するわ。」
「う!艶子は俺の心をどれだけ掴む気なんだ・・・。」
「なんでだよ!?どの辺でだよ!?」
「艶子の全てで。」
イッ・・・イライラする!!
「私はマオの全てにいらつくけどね。」
「つまり俺の全てが艶子に影響を与えると。」
「黙れ。曲解すんな。喜ぶな。3年黙れ。」
※※※※※※
「・・・と言うことが昨日ありました。本気でマオをどうにかして欲しいんだけど、どうしたらいいと思う?」
学校の中庭で恒例の近況報告。今日は双子の片割れの明しかいない。
その明はこの報告に眉を八の字に歪めた。
「同情するよ・・・。」
さすが明!!分かってくれる!?マオは本当にうっとうしいんだよ!!
「・・・マオに。」
あれ?
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