最近肩甲骨がキモいくらい鳴る

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「先に聞かせていただきたいのだけれど、貴女は以前、艶子の血縁者とおっしゃいましたわよね?どこからの血縁ですの?」 「どこから??普通に艶子の孫ですけど。」 「・・まご・・・孫っっ!?」 相当意外だったのか、一瞬孫の意味を理解できなかったらしい。 九尾は大きい目を更に大きくして、驚き固まっている。 「なんでそんなに・・・。」 「まさか艶子は人間の男と一緒になりましたの!?」 「えっ?もちろ・・・」 「人間の世界でよく聞く政略結婚ですか!?」 「えっ、知ら・・・」 「そんなわけありませんわよね!艶子は身寄りがありませんし!」 突然の勢いに口を挟む隙がない。もはや九尾の激しい独り言だ。 「なら、なぜ・・・。」 「キッカケは知らないけど、おじいちゃんとおばあちゃんは凄く仲のいい夫婦だったよ。」 今度は邪魔されないように少し大きめの声で話すと、それを聞いた九尾は眉間に深く皺を寄せ俯いた。
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