ブリッジしようとしたら頭から落ちた。イタイ…

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そして何事もなく時間は流れ、ジメジメした雨が続く6月の終わり。 私は17才の誕生日を迎えた。 朝ごはんにまさかのホールケーキで、若干の気分の悪さを抱えつつ学校に着くと、晴と明が誕生日を祝ってくれた。 お昼休みにはプレゼントも用意してくれていて、久しぶりに声を上げて笑い、心からその場を楽しんだ。 ・・・明のあの言葉を聞くまで。 「誕生日に日直とかついてないわね~。」 楽しげな明と、少し拗ねた様子の晴が前の席に座ってこちらを向いている。 二人ともクラスが違うのに、わざわざ教室まで来て、私が日誌を書き終わるのを待ってくれている。
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