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そいつは人外の者と戦ってた時は、目にもとまらない速さで動いて、相手の攻撃なんて一切くらってなかったのに、私の膝蹴りはあっさり急所にヒットした。
横向きに倒れて動かない。
とりあえず足が離されたのを良いことに、出来るだけ距離をとった。
腰が抜けたのもいつの間にか治ったようで、あっさり立てた。
そこで少し冷静になって考えてみる。
もしかして・・・
この人がおばあちゃんの言ってた『マオ』?
そう言えば、『艶子』っておばあちゃんの名前だ・・・
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