懐が深いのとバカは紙一重

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「お母さん・・・。この人があたしを『艶子』って呼んでることに違和感はないの?」 「あ、」 目を見開いて手で口を覆う。 やっとおかしいことに気付いてくれたみたいだ。 「真由里ちゃんって・・・艶子って名前だったの!?」 何でだよ!!! 自分で付けた名前を疑うなよ!! 駄目だ…。うちの母親じゃお話にならない。 「マオ。あなた人間じゃないわよね?」 「何を今さら。当然だろう。」 「おばあちゃんとはどういう関係なの?」 やっと、・・・本題に入れた気がする。
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