計画。

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とにかく夫と話合うにしろ、証拠を確保しなきゃいけない。 そう考え、次の日、再度夫がお風呂に入っている時に携帯電話にマイクロSDを差し込み、不倫相手とのメールのやりとりをコピーした。 送受信数があまりにもあり過ぎたのと、夫がいつお風呂から上がるのか分からないので ①いついつ、何処で密会をしているか ②不貞行為(セックス)をしているかどうか分かる内容 ③離婚したがってるのかどうか 等をピックアップして保存した。 「あんな小汚い家政婦、もう用済みなんだよ。姫を世界で一番愛してるよ。」 「姫の中にずっと入っていたいよ。」 「今日も沢山エッチしたね。もう君から離れられない。」 ムカツキ過ぎて吐きそうだった。 心臓がオーケストラのように大音量でバクバク鳴り響く。 手が怒りでぶるぶる震え、今にも携帯を落としそう・・・ 両手でしっかり抱え、深呼吸を繰り返した。
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