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開始
結局亜紀の言われた場所に全員が待ち合わせし、会場と言われる一つの建物に向かった。
着いた時の第一印象はなんとなく嫌な感じがした。廃工場だからかわかんないけど…
「さ、中に入るわよ!」
亜紀を先頭に詩織、貴志、達広、僕の順番で入った。よく見ると周りには数台のバスが駐車していた。
最初目を疑った。
外はかなりボロボロだったのに中は豪華な店に入った気分、そして大量の人が一列に並んでいた。
「あそこに並ぶみたいね、じゃあみんな行きましょ」
亜紀は貴志の腕を掴むと列の最後尾に向かった。
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