夏休み

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「じゃあ蓮も参加ね…あ、あとあなたの幼なじみの貴志様ともう一人も参加出来るか聞いてね」 満面の笑みで理科室を出た亜紀を見ながらなぜ理科室に呼ばれたのか疑問に思いながらも達広と貴志の居る教室に向かった。 「遅ーい!蓮あれから3分も経ってるぞ」 「はいはい、はい頼まれたコーヒーと天然水」 なぜか貴志は天然水しか飲めないらしい。僕的にはどうでもい… 「ぬるーい!時間が遅い上にぬるいとは、どこで道草してたんだ!」 コーヒーの缶を置いて詰め寄って来た達広からはこいつが気に入っているブランドの香水臭がプンプンしてきた 「言えば楽に……ん?お前まさか亜紀ちゃんに会ってたのか?」 少し赤面しながら僕の体から少し離れ、何を話してた?と少し冷静さを装った感じでしゃべりかけてきた。 言うまでもないが達広は亜紀のことが好きだ
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