第9章  温かい時間

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「昨日、後処理とかが終わって倉庫に帰ってきたのは覚えてる?」 「うん」 「そのあとに黒影に勝ったからって軽く皆で飲んだんだ。もちろん己月もいたよ、でしばらくしたら己月が寝てたんだ。」 「え」 「相当疲れてるらしく何度も声かけたけど反応がなかった」 そんなに疲れてたとか 全く気づかなかった ふと周りをみると向かい側のソファーに慎太郎、何故か床に転がっている結斗 あれ、哲也と淳がいないや 「哲也は家、淳は奥の部屋」 今あたしが考えたことわかった!? …まさか諒って エスパー? 超能力者? あ、同じか。 「そうなんだ、諒ってエスパーかなにか?」 「ん?違う。ただの人ーやっぱ己月っていい香りだああ」 いつものようにギュツと抱きついてきた。 なんて、可愛いんだ… って思ったのは秘密  
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