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でも、そんな考えを裏付けるように黒龍の温もりを
あたしは感じる
だからだんだんと足手纏いなんじゃって考えが小さくなってきた
しっかし染谷は痛いとこを突くよな
一応そこは気にしてるんだよ
「…己月が足手纏い…ふざけるな」
「はぁ?事実だろ、無力な女を守って何があるんだ」
「無力だろうが関係ねぇ……あいつは俺らの仲間だ」
仲間……―――
一瞬涙出そうになった。
小さな不安が消えた瞬間でもあった。
あたしはその場にしゃがみ拳を強く握った。
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