第8章  黒龍と黒影

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淳の異変に気付いた哲也が止めようと淳に近づいていて叫んでいる もういい、やめろ と 染谷はもうボコボコにされ、意識が無くなる寸前だった 気付いたころにはあたしは走りだしていた。 淳が染谷を殴ろうとした右手を掴んだ そして 低い声で 「やめろ。怒りだけで動くな、自分を見失うなって言ったでしょ」 あたしが言えることじゃないけど…… 「…己月…」  
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