第8章  黒龍と黒影

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「引き上げるぞ」 淳の一言で皆が一斉に動きだした あたしは倒れている染谷に近づいた 「ね、蓮はどこ?」 「…、ふ、知らねえ。お前が倒したのか?」 あぁ、後から呼ぶために待機させてた奴等のことか 「知らない」 「嘘だな、お前いったい何者だ?お前に関する情報も少ない、どっかの族の関係者か?」 「何者でしょうね。関係者……なのかな?」 蓮は染谷に何も話さなかったんだな 話さなしているのかと思ってた あたしはニコーって笑いながら言った 「そうそう、今は極普通の女子高校生だからね。後次なにか卑怯なことをして勝とうとしたらあたしが潰すよ」  
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