第9章  温かい時間

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「どこかって。でも、己月らしい答えだね」 「そう?どこがあたしらしい?」 「なんだろ、説明しにくい、必要ないものは知らないみたいなあっ、でもん?あれ、わからない」 慌てだす諒 自分で言ったことがわからないみたい 「まぁいいからさ。」 あたしはリビングから離れ、クローゼットのある部屋に向かった 親か、 あたしは親が嫌で飛び出したんだよな 中1のときに まぁ、あの人達ならあたしの居場所くらい簡単に見つけるよね 見つかったらまた姿眩ましたらいいし でもそうやって眩ましてることは逃げてることだし… いい加減いろんなことに終止符付けないとね…  
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