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お店の中に入ってきた諒
でも、あたしと目が合ったら動きが止まってた
「…み、己月…だ、よな?」
「あたし以外に誰が居るの?やっぱり似合わないのかな」
「そ、そうだよな。全然、寧ろめっちゃ似合ってる」
薄く諒の頬が赤くなったことに気付いた
なんで、赤くなるの?
「あらぁ、諒ったら己月ちゃんに惚れたのかしら」
ニヤニヤ笑いながらおちょくるお姉さん
「うっせえ、姉貴に関係ねえだろ。てか黙ってろ。己月いくぞ」
「え、あっ、うん」
諒の後を追うようにお店の出口に
「ありがとうございました!!」
「いいのよ、また来てね。待ってるからね」
来たときに着ていた服を入れてもらった紙袋を持ってお店を出た
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