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諒があぁと頷いた
その後、沈黙が続いた……――
本当の事を今、話したいと思った
こんなに真実を知りたがってるのに……でも、できなくて
話したら今の居場所が無くなりそうで…
「結局、強くないんだよな…」
ボソッと声に出してしまった
「なんか言った?」
「ただの独り言だよ、きっと…」
「きっと、って。」
クスクスと笑った諒はお墓の前で手を合わた
あたしも手を合わせ、数十秒目を閉じた
ねぇ、みなと
あたしのこと恨んでる?
あの時さ正気で、しっかりしてたらこんなことにならなかったのにね…
ごめん、ごめんなさい
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