第9章  温かい時間

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「何笑ってんだよ」 「面白いから。あ、あたしの」 自分の小皿に置いといたエビチリを結斗に取られた。 ……エビチリ… あたしは直ぐに慎太郎の皿から違うのを奪った。 「己月ずりーぞ!!」 「はいはい、ごめんごめん。」 「慎太郎てめぇまた」 2度も慎太郎に奪われた諒は怒っていた。 諒はターゲットを哲哉に決め、こっそりと哲哉の小皿に箸を近付けた。 「諒、気づいてないと思った?」 ニコーっと笑う哲哉 き、きたー!! 哲哉のとてつもなく黒いオーラを纏った悪魔のスマイル 怖い怖い 哲哉は敵に回さないほうがいいや。  
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