第17章  運命の歯車

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「何故だ?」 「前に話したのは知ってるでしょ、終わったと思ってたら終わってなかったの」 痛い 「あの家と関わりを切るためにもう一度話し合うことになったの」 こんなにも嘘が痛い 嘘だと知らずにちゃんと聞いてくれる淳を見てたら張り裂けそうなくらい痛い…胸が 「それで、実家に帰る事になったの。マンションとかはそのままだから」 「1人で大丈夫なのか?」 「うん、大丈夫、平気だよ。 もしかしたら長引くかもしれないから…」 「…そうか」 なんで、こんなにも痛いの? 今まで嘘をついてきたのに今さらどうしてこんなに嘘をつくのが辛いの……? わかんない…… 「己月ちゃん絶対に帰って来てよ」 「帰って来ないと俺らどうなるか」 「お前は俺らの仲間なんだからさ、戻ってこないと殴り飛ばすぞ」 「結斗がまともなこと言ってる…。己月が居ないと皆、ダメダメだしな」 痛い…痛い… 本当に張り裂けそうだ…。  
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