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その後 軽く会釈して、彼とはわかれた 少し胸がどきどきしたが、これを恋と呼ぶかは 私には分からない 「散歩、どうだった??」 帰ってきたら、看護婦さんは変わっていて 笑顔が明るい、私の好きな看護婦さんだった 「綺麗なものが見れました」 彼の笑顔、なんてくさい事は言えないけど、綺麗なものと出会った事は言っておこう 「へぇ、何なの??」 看護婦さんが笑顔で聞いてきた 「………秘密です」 私も笑った 笑いながら誤魔化した だって 池に落ちそうなんて言ったら二度と外に出させてもらえなさそうだから
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