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いつも通り、無事にお仕事が終わった夜。
汐崎にマッサージをしてもらって(本郷と蒼夜は変な顔してたけど)、今はのんきにお仕事選別中。
珍しくじゃれてきた相棒の蒼夜を撫で、ひたすら気に入る仕事を探していく。
そういや、本郷はもう俺の家に住み着いて何故か家事を一切合切やってる。
何でも、汐崎が「是非、君に亜黒君の面倒を見て欲しいんだよ」と本郷に頼んだんだと。
余計な事を…と言ったら、二人と蒼夜に無言で睨まれた。
あの時の二人と蒼夜、めっちゃ怖かったな…。
何て思ってたら、洗濯物を干していた本郷がふと思い出したように言った。
「あ、そーいやお前、薩摩社長の息子の方はどーすんだ?」
「あー、そういやそうだな」
旅行とかで忘れてた。
うーん、そろそろいこうかな?
今やりたい仕事もないし…いっか。
そういうわけで、かなり安易だがこうして次の仕事が決まったのだった。
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