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場所は薩摩社長の会社の一つである某ビル。
探すのが面倒なので直接自宅に行ったのだが、当の人物は生憎の留守。
くそっ、何でいないんだよ。
仕方ないので、警備していた奴らを捕まえて居場所を聞き出して。
で、やっと到着したってとこ。
それにしても…居場所を聞き出してるときの本郷、何か楽しそうだったな。
「あいつ、ストレスでも溜まってたのかな?」
「………」
「…おい、何でそんな目で俺を見る?」
視線の先には、俺の呟きを聞いた本郷と蒼夜。
何だろう、こいつ馬鹿?って顔してる気がすんだが。
「俺は何もしてないだろ?」
と言ったら、ため息と共に深く頷かれた。
「…ああ。お前は何もしてないな」
「………コクン」
あれ?さっきより視線が厳しくなったような…。
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