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ドカッ
鈍い重低音が響く
「ーー……ねぇ…
太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子太子
私は貴方を愛してます…」
「…ーッ!!…わかった!!妹子!!だから止めてくれ!!」
「…ダメですよ…?」
ーー貴方はまた、僕以外の奴の所へ行くからーー
「…妹子…もうこうするしか、無いのか……」
ザクッ
紅い血
綺麗な鮮やかな血
広がる
「…太子…?」
最後に見たのは、
僕の大っきらいな
太子の泣き顔だった
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