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そんなことになってしまった経緯はこうだ
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~中学時代回想~
「ふわぁ~あ、魔力診断か~」
欠伸をしながら俺は自分の順番を待つ
そんな俺に、俺の一つ前で順番を待っている友人が話しかけてくる。
「なんだ隼人!魔力診断だぜ楽しみじゃないのかよ!」
「んなこと言ったってここ十年くらい魔力がありましたなんて奴はいないんだぜ」
そんなのに期待しても時間の無駄だ
「だからじゃねぇかよ!もしここで魔力があったなんてことになったらかっこいいじゃないか!」
「そんなもんか?」
「そんなもんだ!」
無駄にテンション高く言う友人そんな中、友人の順番が回ってくる
「ほら呼ばれたぞ行ってこいよ」
「おう、覚悟しとけよ隼人!」
なにに覚悟すればいいのだろうか不明だったのだが
しかし俺は確かに別の意味で覚悟しておくべきだった。
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