5人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうしたの？」
その少女は淡い水色の頭髪に実に可愛いらしい顔立ちをしていたがその顔も今は悲しみの色に染まっている
「……」
少女は少年の問い掛けに返事を返さない
聞こえなかったのだろうか？少年はそう思いもう一度、先程より大きな声で話しかける
「ねぇ！君！」
「……なに……？」
今度は少女も返事を返した
「こんなところで一人でなにしてるの？」
「……」
少女は答えない。
少年は困ってしまったが根気よく話しかける
「こんな公園で一人で居てもつまらなくない？友達は？」
最初のコメントを投稿しよう！