十二、*朱里と俺自身*-慎矢Side-

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夜、行きつけのバーで一人飲む。今日は久し振りにブランデーのロックが飲みたい気分だ。 頭ん中で今日の現場を思い出しながら反省をする。仲間が撃たれずに済む方法はなかったのか…。 あん時俺は…奴等二人しか見ていなかった…。後一人は隊長に任せていた……油断してしまったな……。 仲間が負傷した時は……たまらなく……情緒不安的になったりする……。 もっと俺がしっかりしていたら……こんな事ならずに済んだかもしれない……。
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