もしも全員ちゃみになってしまったら

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「ゆゆゆゆゆゆちょ…ひょん?!?」 ヒョンは、自分の身に何が起こっているかも分かっておらず、幸せそうに眠っている。 …僕の顔でそんな安らかに眠らないで欲しいです…。 「ユチョニヒョンッ起きてくださいッ!!」 ペシペシとユチョニヒョンの頬っぺたを叩き、目を開けさせる。 「ん~…。どしたのちゃみぃ~。朝から甘えんぼ?」 僕の手で僕の目を擦りながら僕の声で僕の顔で話しかけて来るのに、ふにゃっとした笑顔はユチョニヒョンそのままだ。 「ヒョン…あれを見てください。」 部屋にある等身大の鏡を指差す。 「…?……………あらまっ」
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