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「…俺、朝だから寝ぼけてるみたいだゎ、だってちゃみが二人いるもん。」
「現実逃避しないでくださいよッヒョンは紛れもない僕になってるんですよッ!」
ヒョンの肩を掴み、ゆさゆさと揺らす。
ボーっとした顔だったのが、だんだん覚醒していくのが分かる。
「まじすか?!」
「そうですよ!あーもうどうしたらいいんで「ちゃみの体触り放題見放題じゃんっ!!らっきぃ~っ」
バチーン!!!
「…ごめんしゃい。」
「さ、とりあえずヒョン達の所へ行きましょう。あーもう自分の顔ひっぱたくなんて最悪な気分です…」
頬っぺたに赤く手形が付いたヒョン(僕の顔)を引きずりながらリビングへ向かう。
扉を開けると
そこには
僕が3人いました。
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