【1】中学篇

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初めて出会ったのは中学のバスケ部の体験入部のとき。 その時は1年はみんな見学だった。 生徒A「先輩たちうまいなぁ~。」 のほほんとした気持ちで数人で見ていた… 顧問「よし、これから1年の自己紹介するぞ~」 次々とみんなが自己紹介を終えていく。 俺の番がきた。 「御子柴西小からきました小早川慎悟です。バスケは小学校のときやってないので初心者です。よろしくお願いします。」 次に自己紹介したのが… そう。 これから8年間もお世話になる大毅だった。 「御子柴東小からきました、三村大毅です。小学校のときガードやってました。よろしくお願いします。」 その時は知らなかったのだが大毅はミニバスで市選抜に入るほどの実力派だったのだ。 ほんとクールでポーカーフェイスで上手くて2年の頃には先輩を差し押さえてガードでレギュラーになっていた… 2年の夏は県大会3位に入るほどの実績を挙げた。 その時までは大毅と俺は話はしたけど仲は良くもなく悪くもなく普通だった。 仲よくなったのは大毅にあるケガが襲ったことがキッカケだった…… .
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