【1】中学篇

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4ヶ月がたち… 大毅がチームに戻ってきた。 また、万年ベンチか… って俺は正直思ってた。 だけど、大毅が俺にこう言ってくれた。 「今まで俺がいないあいだガードのポジション必死に守ってくれててありがとう。お前なら他のポジションやっても大丈夫な素質あるし俺よりもうまいよ。自分を信じて頑張れ。」 そう言ってくれた。 俺もそのとき、お世辞でも嬉しくて、 「大毅がいないチームなんて御子柴中バスケ部じゃない。お前の抜けた穴。俺なんかじゃなんもできなかった。だから、帰ってきてまたいっしょにバスケできてうれしいよ。」 って言った。 このときから大毅と俺は仲良くなっていった…… .
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