雪
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「寒くなっただろ?やるよ。」 肉まんを手にすると 心の底がぽっと温まった。 「…あのさ」 肉まんを食べながら彼が声を出す 「ん?」 彼の顔が遠くを見てる 「試験終わったら、…どこか遊びに………」 頬がどんどん赤くなる 「…うん。遊びに行きたい。」 私は、琉のそっぽむくその顔をいつまでも眺めていた。
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