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『ちっ・・・お節介女の登場だよ・・・あーつまんねー、じゃーなーぁし・お・だ・君』
『イジメなんてカッコ悪』
この女は黒田 聡美
クラスの風紀委員を務めている変わり者の女子だ。
『大丈夫?塩田?あんたもやられるばかりじゃなくて言い返しな?』
『邪気眼の疼きが治まった・・・貴様・・・もしや教団の』
『?』
この黒田と言う女、もしや教団の人間なのか?
『とすると機関の奴らも・・・』
これはまずい事になった。
『塩田・・・まぁ・・・真っ直ぐ前を向いて家帰んな』
『ふっ、しらばっくれるか・・・まぁ教団だと声高らかに宣言は出来ぬかクックック』
前からこの黒田と言う女には不思議な感情(恋愛感情)を抱いてはいたがまさか教団の人間とはな・・・
『終焉の日は近い・・・貴様らもせいぜい生き延びられるように足掻くが良い』
俺は踵を帰し教室を出た。
PiPiPi・・・
『はい・・・黒田です』
『はい、見つけました・・・間違いありません、邪気を操る者・・・[邪気眼使い]です』
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