朝から…。

3/4
前へ
/20ページ
次へ
『あきら~朝ごはんできたよ』 母の声が一階から聞こえた。 『今から行くー』 あきらは返事をして階段を 降りていきリビングに出た テーブルの上にはパンが 置かれていた――。 ――ピーンポーン。 するとチャイムがなった。 母は返事をしながら行った。 母は玄関をあけ『どちらさ「ザクッ」』 え…誰?不意に下を向く。 きゃあああああ――母の悲鳴が。 お腹には刃渡り15cmほどのナイフ が深々と刺さっていた。 あきらは母の悲鳴が聞こえ 急いで玄関へ向かった。 『え…嘘だろ…お…お母さん?』 そこには大柄の男と血まみれの母が。 あきらはすぐに母の元へ走った。 『お母さん?お母さん?い…や』 あきらの目には涙がたまった
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加