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中瀬「よし、じゃあ行くぞ。
2年1組だな。」
「わかりました!」
そうして、私たちは2年1組に向かった。
中瀬「ところで、霧谷は何が得意なんだ?」
(特技のことだよね…)
「縄跳びと…
あ、後水泳を小さい頃からやってました!」
中瀬「……は?」
中瀬さんは、呆れたような目つきでこっちを見る。
「…特技のことじゃなかったんですか?」
中瀬「違う!
誰がお前の特技なんて聞くんだよ…。
国語の分野だ。」
(ちゃんと言ってくれなきゃわかんないでしょ…)
「えっとですね…
古文ですね。」
古文だけはいつも高得点をとっていた。
入試でも古文は手応えあったことを覚えている。
中瀬「ちょうど良かったな。
今の時期は古文なんだ。」
「本当ですか!?
やったぁ!」
古文なら当てられてもなんとかいける気がする。
.
その後、2年1組に着いた。
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