裏の顔

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淡島「ったくいってぇなぁ、まあこれで上下関係がわかったろ?」 戸中「……」 河野「戸中君?戸中君!?しっかりして!」 淡島率いる6人は出て行った。 戸中「う~ん、あれ、河野?」 河野「気がついた?手当てしたけど大丈夫?」 戸中「おう、なんとか…な」 河野「まだ動いちゃ駄目」 戸中「大丈夫だって、河野?」 河野は涙を流しながら抱きついた。 河野「ごめんね、あたしの為にこんなにまで…」 (これが女の涙かぁ) と思いながら頭を撫でた。 戸中「心配するな、これでも中学時代はこういうの慣れてたし、それに…」 戸中「女の子を守れるのは男の本望ってやつだ」 河野「ヒックヒック、嬉しい、ありがと、戸中君」 ドキ、まただ、なんだろう。 泣きやんだ後、いつもの河野彩に戻っていた。 河野「戸中君、一緒に帰ろ」 戸中「良いぜ、帰るか」
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