第一章 金の斧銀の斧的な

3/12
前へ
/79ページ
次へ
そして森を抜けたらそこには池があったわけ。 木こりは池の前に立ち、手拍子を二回した。 え?なにしてんのこの人?変態の類なの? つーか斧で、池って…『金の斧銀の斧』じゃね? なに?私もしかしてあの本の中に?ウッソ、マジで。姫ちゃんピンチやん。 もし物語の通りなら今から池の中から女神様の登場のハズだが? ザッパァーン 出てきた。女神様。三本の斧を持ってる。 まあ当たり前だがさっきまで木こりが使ってたヤツと金のヤツと銀のヤツ。 『あぁ~…。クッソダルいわ…。なんで女神なんかやんなきゃいけねえんだよ…。なんだ?木こりが斧落とすのが悪いのか?じゃあ木こり殺せばいいのか?よし、殺そう』 めっちゃ猟奇的やん。
/79ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加