begining

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Q2消えてくれる為にって何、俺がそんなに嫌い? A嫌いじゃない。あなたが早く次に行けるように刺した。 「次に行く?」 「そう。新たに人生を歩むために。」 「新たな人生?」 当惑している俺を無視して彼女は続ける。 「ここは死後の世界だから。あなた達が早く次の人生を歩めるように。」 「はぁ?死後の世界ってどいうことだよ!?」 俺は辺りを見渡す。あるのは見覚えのない学校の様な建物とグラウンドだけだ。 「そのままよ。あなたは死んだの」 その言葉に俺は強く頭を打たれたような感じがした。
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