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そんな拍子抜けした会話が続き、話題は「どうしてこの大学に入ったのか?」という内容に。
私たちが卒業した大学には、長い歴史を誇る文学部があり、日本文学科と外国文学科に分かれていました。
私が所属したのは日本文学科ですが、旦那が所属したのは外国文学科。
私は小さい頃から国語が好きで、高校までずっと国語に関しては成績が抜群でした。
漢字を覚えたり物語を読むのも好きだったんですが、それ以上に古代の日本文学が好きでした。
古事記、日本書記、万葉集、竹取物語、枕草子、源氏物語、百人一首。
そういうのを詳しく勉強できるところに行きたくて、高校の時に進路の先生に相談して、受験して合格した大学のひとつでした。
大学なんて真面目に勉強する人は少ないといいますし、わたしの母校も実際サボり魔がわんさかおりましたが、
大学は深いところまで好きな分野を学べるので、学者肌の人にはたまらないと思います。
あと研究分野についてのトリビアもたくさん得られるので、せっかく行くなら授業料分吸収した方がいいですよ。
ちなみにわたしはその時得た知識で、昔の掛軸の字や蕎麦屋の看板を読むのが楽しくなりました(´∀`)
卒業して数年ですが、まだ結構読めます。
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