第一章 炎罪
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大きな公園に逃げ込んで、ようやく諦めたのか足音が聞こえなくなった 後ろを振り返っても人影すら見当たらない 「ふぅ~……」 その日は雨の降る日だったのでぐしょぐしょになった靴が気持ち悪い 靴どころか制服までも、びっしょり濡れていた 取り合えず自然乾燥をさせようと雨宿りが出来る場所を探したのだが
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