罪継ぎの鎖
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「あんたなんて産まれてこなければ良かったのに!!」 朝一番に言われた言葉が、そんな酷薄な言葉だった なにが気にくわなくて、なにが嫌だったのか、俺には全く分からない …ただ、母という名ばかりの女は容赦なく俺に手をあげるのだった 「さっさと学校いきな!!」 赤く腫れる顔をおさえながら強引に外へ出された 乱暴に閉められた玄関の下には煎餅のように薄く潰された汚い鞄が置いてあった
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