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薄桃色の桜が舞う世界 新学年になるであろう生徒たちの浮足立った声が聞こえる そんな中 ただひとり これから雪が降るような 無表情でどこか寂しそうな顔をしている青年がいた 彼は誰にも聞こえない 自分にしか聞こえない声で 「自由に生きるって何」
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