39人が本棚に入れています
本棚に追加
「アントーニョ!俺がいきなり変なこと言っても、わ、笑うなよ!」
「んー?笑わへんよー?ロウ゛ィが真剣に悩んどること笑うわけあらへんやろ?」
と、言いながらアントーニョはソファーに座る。
そのアントーニョの隣に俺も座って話すことにした。
「あ、のな……悩み事………、その、お前のせいなんだけどさ……」
「え!?親分なんかした!?ロウ゛ィになんかしてしもたん!?」
「その…………アントーニョが俺に愛してるって言ってくれないというか………」
まるで内緒話のように小さな声で話す俺。
そんな声でもアントーニョはちゃんと耳でキャッチしていたようで。
最初のコメントを投稿しよう!