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「なんや?そないなことかいな。うん、愛しとるで?」
「なっ!じゃあなんで言ってくれねーんだ、このやろー!」
「なんなん?大好きじゃものたりなかったん?たりてるかと思たんやけど。」
「ものたりねーぞ……ちくしょーめが……。」
「そかそか。ごめんな?これからは毎日言ったるから、今までの分とこれからの分。」
「ん。」
「…覚悟しといてな?ロウ゛ィ。」
そう言ってアントーニョは俺の額に唇をあて、ちゅっと音を鳴らすと、
「Te amo.」
と耳元で呟いてにやりと笑った。
END
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