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「で?お前は俺を起こしに来て驚かせようと布団の中に潜ったのは良いがそのまま眠くなり俺の足元で寝た…と。」
『うぅ…』
赤くなったおでこを擦りながら幼女は涙目で頷いた。
『春にぃのお布団が暖かかったから…つい』
「はぁ…兄ちゃん前にも言っただろ?日曜日だけは静かに寝かせてくれって…」
『ごめんしゃい…苺、日曜日はもう起こしにこないから許してっ(涙目)』
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わたくし、春にぃこと浅葱春真は、この馬鹿で阿呆で天然チビ間抜けな妹、苺に振り回されながら早13年。ろくでもない妹を持ったものだ。
『とか言いながら、苺のこと好きなくせに~』
「なっ//……って!!ナレーションに突っ込むな!!」
ペシッ
本日二度目のでこピンを小さなおでこに食らわせた。
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