特別なバレンタインディ。

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・・・・げ?!聞こえてた?! ・・恥ずかしい・・。 ちらっとゆうすけをみると、あたしを冷めた目で見ていた。 ・・その態度といい言い方といい、ものすごーくイライラする。 ゆうすけはいつもあたしにこんなかんじ。 上から目線だ。 なんでこんなやつ好きなんだろう。 ・・だけどにやけてしまいそうになる自分が悔しい。 「別に変人で結構なんですけど。」 そう言って、あたしは思いっきりゆうすけを睨む。 けれど、そんなあたしを気にするそぶりなんて全く見せず、ゆうすけはあたしの1、2歩先を歩きだした。
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