ボクの日記。

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5月8日。 世界は核の炎に包まれた。 嘘だ。 ただの姉の願望だ。 そんな事より今日は家に慎二が来た。家の場所教えてないのに。 やたらと家に上がりたがっていたが、今日は姉とめたるぎあそりっどごっこをするのでそんな暇は無いと門前払い。 意外にしつこく、2時間経っても門前で正座してた。何こいつ怖い。 仕方なくお茶ぐらい出してやろうと扉を開けると何故か足元にバナナの皮が。 勿論滑った。 なんか慎二を押し倒してしまった。 ボクが悪いっぽいので謝ると、慎二は酸欠の金魚みたいに赤い顔でパクパクと口を動かし、超スピードで立ち去っていった。 何がしたかったんだお前。 ……もういいや、寝よう。お休み。
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