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4月14日。
今日は面倒臭い事が起きた。人生TOP3に入る面倒事だ。
なんかボクに親友が出来たっぽい。知らんけど。
順を追って話そう。
今日もボクはクラスの皆からシカトされつつチラ見されつつのイジメ的扱いを受けつつ昼食を取っていた。
そこに奴は現れた。
何やら家の事情とやらで入学が遅れたそいつ――武田慎二(たけだ しんじ)とかいう何処だかの武将みたいな名前のイケメンは、ボクを見るなりこう言った。
「惚れた。結婚してくれ。」
それに対してボクは優しくこう返した。
「キモい死ね。」
奴、慎二は苦笑いした後、冗談だ、とボクに右手を差し出してきた。
何か分からないけどとりあえず握ってやった。
すると奴は顔を紅くして――――
と、ここから先はあまり覚えてないので割合する。
たしか奴が急に慌てふためきながら何事かをまくし立て、あっと言う間に親友ポジションを確立させた、らしいのだがよく分からない。
まあ悪い奴では無いので普通に友達付き合いはしてやろうと思う。面倒だが。
さて、そろそろ睡魔が襲ってきたようだ。
それではおやすみ。
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