睡眠少年

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「さて・・・」 ニュースも見終わり、いい感じに二度寝と言う名の睡魔が襲ってきたので、俺は布団を被り直し、再び眠りにつこうとした。 したのだが・・・ ドンドンドンッ!! 俺の部屋のドアがうるさく鳴き始める。 「おいっ!宏希!!おいって!!」 これは・・やはり・・・ 「おい!!居るんだろ?開けるぞ!!」 ガチャリとドアノブが俺の返事を待たずして回り始める。 次の瞬間にはドアは開け放たれ、そこには一人の少年が立っていた。 まあ・・こんな非常識な事をするバカは一人しかいないよな・・・ 「朝からうるさいぞ、何の用だよ、浩太」 そこにいたのは、俺のクラスメイト、布施 浩太(フセ コウタ)であった。 コイツは昔からの友達で、いわゆる腐れ縁って奴だ。 「何の用だじゃねぇよ!!宏希!学校行こうぜ!!」 浩太は某磯野家のカ○オの友達、○島君のような誘い文句で俺に起床を求めてきた。
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