第四章 深緑の大地神

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火帝「先手はくれてやるよ!!」 火帝は舐めたように挑発気味にいった。 蓮「良いんですか?ありがたく頂きます。 <我望は広大な自然の力。大地を揺るがす天災の力を今我の手に!森羅万象>」 蓮の詠唱が終わると帝達の周りだけ地割れが起きたり地震が起きたりし始めた。 蓮「今なら止めてあげるよ?死にたくなかったら降参してね」 蓮の言葉に帝達は次々と降参していった。 蓮「もぉ満足でしょ。認めてくれる?」 帝達は驚きの表情を浮かべていた。 そして帝はそれぞれ蓮の事を認めていった。 全帝「それでは深緑の大地神を新しい帝"皇帝"に任命致します。」 そう言って全帝は蓮に跪いた。全帝が跪いたのを見た他の帝達は慌てて跪いた。 蓮「えっ!?なにしてんの?」 全帝「皇帝は国王と同等の権力を持っているのですよ」 蓮「じゃあ皇帝が命じる!!今すぐ跪くのをやめ、今後敬語を使うのを禁ずる!!」 蓮が命じると帝達は跪くのをやめ席に座った。
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