第三章 覚醒

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瑞希「時々あるのよ、普通は生まれた時から魔力はあるんだけど、五、六歳で覚醒する人がいるのよ。でも凄く時々よ?」 蓮「まぁいいや、早く魔法の訓練しようよ?」 蓮は魔法が使いたくてたまらないようだ。 瑞希「フフッそうね。まず魔力の量と質を量ろうかしら」 蓮は瑞希から差し出された水晶に手をおいた。 パリィィィン!! 水晶が見事に砕け散ったのだ。 瑞希「この水晶は今この世界で最も魔力が多いとされる全帝の魔力値に合わせて作った物なの。」 瑞希の話しを聞いた蓮は驚きを隠せなかった。 今まで魔力がゼロだった蓮が世界最強よりも魔力が多いのだから当然である。 蓮「じゃあ俺はその全帝って人より多いって事だよね?」 瑞希「そぉなるわ」 蓮「……………………」
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