8人が本棚に入れています
本棚に追加
私達は、その後、遊園地に出掛けた。
ジェットコースターは、私も、健君も苦手な乗り物だとわかりパスして、楽しく過ごした。
少し疲れた私達は、冷たい飲み物を買い、ベンチに腰を下ろし、休憩をする事にした。
話のリードは、私で、聞きながら健君が答えていく感じだ。
その会話の中に誕生日の話題になった。
私「私は、7月19日だよ。健君は誕生日いつなの?」
健『9月19日だよ。』
私「え~同じ日?嘘でしょう?」
私は、わざと健君が同じ日を言っているんだと疑い、そう聞いてみた。
健『本当だよ。ほら!』
と、免許証を見せてくれた。
本当に9月19日と記されていた。
私「わぁ~、本当だ!」
健君は笑っている
私「19日生まれは、私達だけじゃなくて、サキちゃんも19日なんだよ。サキちゃんは6月19日なの」
私は、この偶然にテンションが上がった。
初めての健君とのデートは、私の大遅刻から始まり、健君の人柄に惹かれた1日だった。
最初のコメントを投稿しよう!